―――――…


次の日、あたしはまた早朝に学校に向かった。


だってあたしの知らないところであの2人が仲良く戻るの、嫌だもん!


あのぎこちないままでいいんだ。

そう思うのは最悪かもしれないけど、余裕なんてありゃしない。



ていうか、ユウに抜け駆けはさせないし!!(←え)




…でもやっぱり早く来すぎちゃったか。


教室の窓から外を見ても、まだちょびっとしか生徒が登校してこない。


それも多分、部活の朝練っぽいな…。


「暇だな…」


かと言ってまた瑠美に来てもらうのは悪いしね…。



あ、あたしだって遠慮くらい出来るんだよ?!(←うるさい)