「んあ?なんで柚、怒ってんの?」 「授業中に呼び出すからよ!おかげで携帯鳴っちゃったんだからね!?」 レンは私にビビったのか、「お、おう」と言ってソファーから落ちた。 ふん、ざまあみろだっ! 私は間抜け面のレンにあっかんべーをしてやった。 「レンばかり構うなよ、柚」 「う・・・」 咲斗が私を後ろから抱きしめる。 きたぞ、甘々モードの咲斗。 正直、私はこの甘々モードに弱かったりする。