「優美が傷ついてしまうから」 ………薫っ… 「全てが…私のため…」 「そう…優美のためだよ」 薫…… 「…わかった……」 薫は微笑んだ 安心したように 「ありがとう…優美」 「……うんっ」 薫は私の顔に近づく ……まただ ゆっくりと瞳を閉じた私 唇が近づいてくるのがわかる。