ヴァンパイア2~貴方の秘密~




っ………


「だけど…何年たっても……!!!」


「待ってくれるよね」



遮るかのように―――



「…っ…」
「優美……」


悲しい顔しないで



「せめて…せめてっ……居場所を教えてッ……」


貴方がそこにいる
安心が出来るから……


「……ごめん…」
「っ…それも…?」


薫は私の頭を撫でる