だれ……?? 煙が全く消えようとしない ドクン……ドクンッ 早く……見たい この人の顔を ――――分かっていたから この気配 気圧も 分かっていた―――――――― 「……クッ…現れたな」 楓はニッと笑う えぇ、現れた。 やっと…やっと……