「……あ、ありがと もう大丈夫だから……」 楓は残念そうに離れた 「…雨止んだね」 そういえば… もう、雨は止んでいる いつのまに……… 「さぁ、行こう」 「……うん」 私達はまた歩き出した。 知らない町 知らない人 私の知らない事が たくさんある。 それが少し怖く不安 「大丈夫」 何かを悟った楓は私に優しく問いかけた