ヴァンパイア2~貴方の秘密~




「僕もこんな綺麗な雨は初めてだよ」


ザァァァ――――――


「吸血鬼の心はとても汚れているのに
どうしてこんな綺麗な物が降るのだろう」


汚れている………


「それは、汚いものを流すため…?」
「え?」


――――吸血鬼を


「そうかも…しれないね」

楓はニッコリ笑う


「素直に聞くのね」
「……あぁ」


ザァァァ―――――


やまない雨を二人は見つめていた。