ヴァンパイア2~貴方の秘密~





「俺は泣いた。大声で…だけど彼は唇を噛み締め大人しく、只…涙を流すだけの作業のように泣いた。」


瞳から涙が溢れ出す

薫は家族と居たかった
慕ってくれる弟。

例え貧しくても
暖かい何かがあった




「んでさ…どれくらいたったんだろうな、俺は声をあげて泣くのをやめたんだ。」


唇を噛み締める
薫もこうだったんだろう



「……兄貴が俺に何度も謝ってんだよ」