「あのね」
いつもの甲高い声ではなく、
かすれたハスキーな声でれなは話し出した。
「今日ね、ガスパのライブなの。
でもね、れな、風邪ひいちゃって。」
咳き込みながられなは言う。
「でもね、明日、リョウちゃんのお誕生日で、
れな、どうしても、これ、渡したいの。」
そういって、高級ブランドの紙袋を掲げる。
「マコト、代わりに渡してきてくれない?
出待ちしないでいいから。
物販にいるスタッフの人に渡してくれればいいから。
おねがいおねがい!!」
いつもの甲高い声ではなく、
かすれたハスキーな声でれなは話し出した。
「今日ね、ガスパのライブなの。
でもね、れな、風邪ひいちゃって。」
咳き込みながられなは言う。
「でもね、明日、リョウちゃんのお誕生日で、
れな、どうしても、これ、渡したいの。」
そういって、高級ブランドの紙袋を掲げる。
「マコト、代わりに渡してきてくれない?
出待ちしないでいいから。
物販にいるスタッフの人に渡してくれればいいから。
おねがいおねがい!!」

