「リョウちゃん!
れな、手紙と、これ、差し入れ・・・」
れなの甲高い声は、いつにもまして高くなっている。
『リョウちゃん』は、
れなとアタシを睨むように一瞥して、
「いらね。」
と、吐き捨てるかのように言った。
「え・・・」
と、言葉に詰まっているれなの顔を見ると、
瞳にはいまにもこぼれ落ちそうなくらい、
涙がいっぱいになっている。
れな、手紙と、これ、差し入れ・・・」
れなの甲高い声は、いつにもまして高くなっている。
『リョウちゃん』は、
れなとアタシを睨むように一瞥して、
「いらね。」
と、吐き捨てるかのように言った。
「え・・・」
と、言葉に詰まっているれなの顔を見ると、
瞳にはいまにもこぼれ落ちそうなくらい、
涙がいっぱいになっている。

