心底驚いた顔をした叶は、あぁ、と相槌を打った。 「宏華、彼氏ほしいの?」 「いえーす」 叶は小さく笑ってあたしのことを上から下までまるで値踏みをするかのように観察した。 漫画に出てくる探偵みたいに顎に手を添えて何か考えるポーズをとっている。 「宏華、身長は?」 「165cm」 突然の質問に女の身長にしては少々大きな数字を答える。 「体重は?」 「えっ、47…だけど」 今度の質問には小声で答えた。 だって、ねえ? 廊下で体重なんてどうどうと言えませんよ。