12月24日、クリスマスイブ。


街は赤や緑のイルミネーションが輝く。


歩いてる人の恋人率が多い気がする。


「ねぇ、何人くらい来るの?」


「それがさ……」


親友の結花ーゆいかーがわたしを見る。


「ごめんっ!」


「へっ?」


結花がわたしに頭を下げた。