「愛してる」 そう言って見せた大人らしい光志の笑顔も、今はあたしだけのもの。 どんなに短い時間でも。 どんなに儚いものでも。 あなたが居るなら。 「光志、あたしも愛してる」 不倫相手。 2番目の女。 悪役。 どうとでも呼べばいい。 それでも光志がいいと、 この道を選んだのは あたしなんだから─── *番外編―END―