次の日、私は校門でかっしーさんを待っていた。
「ごめん!着替えてたらおそくなっちゃった!」
と息を切らしながら来たかっしーさんは練習着。
「大丈夫です。私も今きたとこなんで。」
なーんて、20分待ったけどね。
嘘ついてその場がうまくおさまるなら、それでいいタイプの私。
「ほんとっ!よかったー!じゃあ、行こっか。」
「はい!」
3グラは歩いて15分くらいのところにあった。
その間はかっしーさんとたわいもない話をしてたけど、すごく優しい人なんだろうなって思った。
考え方も、大人。
四年生と一年生の違いをすごく感じた。
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