あれから、私は悩んでばかりだった。

悪魔に顔が合わせられるかな?と思っていると、タイミングが悪く、悪魔が顔を出して、こっちに向かっていた。

「おはよ♪」

「おはよ。」

「どうした?
あっ!ゴミついてるぞ?」

「取って!」

すると、悪魔は自然に取ってくれた。
私は小さなキッカケで悪魔への自分の思いに気づいた。
やっと気づけたんだ。

「取れたぞ!」

「あっ‥ありがとう//」

私は顔が赤くなっているのに、顔が上げられるはずもなかった。

そして、私は教室に入って、すぐに今の気持ちを千波に伝えた。