「じゃぁ日直の2人は日誌を書いて
職員室に届けてから帰るようにー。」



はいー!!?


「さようならー。」


先生がそういうとみんな、帰っていく。
そして、私と大川の2人きりになった。




「はぁー。ねぇなんでわたしなの?」


そう聞くと、

「あの女子たちが嫌だったから。」


それだけ言って日誌を書き始めた。



――――――――――数分後…


「やっと終わったー。これお前届けておいて」



「はっ?何で私が!?」


こういうのは男子がやることでしょ?



「しょうがないなー。じゃぁ2人で行くか。」


2人で…?


「言ってる意味が…」



だけど、大川は話しを聞かず
教室を出ようとしていた。



「ちょっと待ってよー!!」



私は、大川を追いかけた。



――――――――――――


「「失礼しましたー。」」