後ろをみると


「隆平!!小さくないし!!
 このバカ隆平!!」


この男は幼稚園からの幼馴染。
名前は内野隆平。


「バカにバカって
 言われたくないし!!」


「てか朝からけんかなんか
 するなよ~!!」


とひーちゃんがけんかを
止めようとした。



「私は何も悪くないんだよ!?悪いのは
 全部この、バカ隆平のせいなんだか
 らねっ!!」



「はぁ…。これだから美玖は
 いつまでもバカって言われちゃう
 んだよ?まったく…」


私がバカ!?


「ひーちゃんまでバカって
 言わないでよ~(泣)」



すると、隆平が


「まぁバカってゆうのはまじだけどなっ(笑)」


「はいはい。そこまで。
 ほらクラス見に行くよっ」


なんで私がバカ扱いされなきゃ
いけないのよ~(泣)



「こりゃひどい人だなぁ…。おい、美玖。
 お前なら小さいから下もぐっていけるだろ?」



「小さくないからいけませんっ!!」


そう反発する私にひーちゃんは
ため息をつきながら


「はいはい。じゃぁすごい美玖ちゃんに
お願いできますか?」