ドアを開けると…



「おはよう。よく寝れた??」


怒ってるのか笑ってるのか
わからない顔をしたひーちゃんが
たっていた。


「…っ…てへへ」

笑ってごまかそうとする私に
ひーちゃんは容赦ない
言葉を私に言った。



「まったく…。美玖のせいで
私はいっつも遅刻してるんだからね?
分かってる?」


「はい…。分かってます…。」


するとひーちゃんはあきらめたのか



「もー。早く行こっ!!」

といった。


「うん!本当にごめんね~(汗)」
と半泣きになりながら言った。


「どうせ、いつものことでしょっ!!」


ははっと笑いながら、
私たちは学校へ向かった。





―――――――――――ざわざわ…



「うわっ!すごい人だね~」

そこにはクラス表の前に
人だかりができていた。



「これじゃぁクラス表が
見えないじゃ~ん!!」


すると、後ろから聞き覚えのある
声が聞こえた。



「まぁ、お前には小さすぎて
見えねーだろーな(笑)」