だからなんとなく俺は朝の女を推薦した。
その女は石田美玖と言うらしい。
石田は推薦をされて嫌な顔をしていた。
俺は楽しくなりそうだと思った。
そして放課後、先生に日誌を書くように頼まれた。
仕方なく俺は日誌を書いた。
―――――――――――――――――――――…
「「失礼しましたー。」」
俺たちは職員室をでて教室へ向かった。
「じゃぁ帰るなっ。ばいばい」
そういって手を振った。
そしたら石田が俺を呼び止めた。
「大川!!…」
「ん?」
あいつは顔を赤くして
「ば、バイバイっ」
そう言って手を振った。
俺は石田に笑顔をみせて帰った。
その時、胸がドキッ…っとした。
このドキドキはなんだろう…
もしかして、俺は…
