翌日。


朝早く目をさますと、侠也はまだ眠っていた。



まじまじと顔を見る。



きれいに整えてある眉毛に、長いまつげ。


スッと高い鼻に薄めの唇。



これがあたしの彼なんだと思ったら胸がキュンとした。