「あっ、凛子たん」





あたしに気づいて笑顔で手を振ってるふたり。



ミサオはろっ骨が折れてるのにあんなに手を振っても大丈夫なの?






「どうしたの?ふたりして」


「凛子たんと遊ぼうと思って待ってた」






怪我してるのにあたしのことを気にかけて誘いに来てくれたんだ。



ひとりで寂しくしてるって心配してくれたんだね。