溜まり場には侠也の姿がなくてやっぱり家まで行かなきゃダメみたい。



ナオトはいたけど、ソファーで眠ってたからお弁当をほかの子に渡してみんなで食べてと言って侠也の家に向かった。



2回しか来たことないから、道が分からなかったけどタクシーで無事到着した。



門にあるベルをならすといつも玄関で出迎えてくれるうちのひとりが出てきた。





「おはようございます」



あたしはその人に挨拶をした。





「おはようございます。えっと…」


「あっ、侠也いますか?」