─君は輝く空の上─

《ガチャ》



ドアが開いた。




『花音!一緒に食べようぜ』




朱蓮だった。




もう私の答えは決まってる



「いいよ!」



朱蓮は私の前に座った。



『なぁ、アド交換しようぜ』




メアド?


私初めてだ。


男子とメアド交換するの…


「いいよ」



私は制服のポケットからケータイを出した。



赤外線を押し、朱蓮のメアドが入った。



「じゃあまたメールするね」




『あぁ』