─君は輝く空の上─

あの時、私が道路を横切ったりしなければ…



私、最低だよね。



なんであの時、空を見ながら、歩いたの?




《ピーポーピーポーピーポー…─》



だんだん音が近くなってきた。



救急車は私の近くに止まった。



「大量出血よ!!早く運んで」



女の人が近づいてきた。



「あなたも来なさい」



ゆわれなくとも行きます!


「はい!!」