「そーだよ。
まぁ久しぶりつっても2週間前だけど」

そうなんだよね。
二人ともよく泊まりに来たりするし。


「てか、なんでこんな遅かったんだ?
携帯かけてもでねーし。」

あっくんは眉毛をさげながら心配そうに言う。


「どうせ道まよったんだろ?
美華はほんと鈍臭いっていうかぬけてるっていうか…」

ま、そこが可愛いんだけどなっと付け足すともくん。

「しょうがないじゃん!
しゅん兄が書いた地図わかりにくいし、桜ケ丘って聞いてなかったし。
携帯は気が付かなかった。」


「まぁ何にもないならいーけど。

時間ないし、智幸に教室連れてって貰え」


「わかったよ。
暇なときくるねー」

そういいながら理事長室を出た。