校門に行くと駐輪場には単車だらけ。


「美華見てみて!
俺の単車!」

「CBX?勇樹大事に使ってるね」


「単車詳しいのか?」

昴は驚いた顔をしてる。


「ま、まぁね。
単車でいくの?」

「おぅ。好きなの選べ。」

勇樹のと他4つ。

みんな大事に使ってるんだね。


「あ、XJR…。これがいい。」

懐かしいなこれ。

「んじゃ行くぞ。」

龍翔さんが単車に乗り、メットを渡してきた。

「ありがとうございます。」
メットをかぶり、単車に乗った。

「乗りなれてるねー。」

「知り合いに乗ってる人がいるからだよ。」

まぁ、普通だったら腰に手まきつけたりするもんね。
「じゃあ行こうか。」

みんなエンジンを付け、校門を出た。