……同盟としてな」

「「「えっ??」」」

あたしと千早と陽の声が重なった。

「同盟っていいのか?」

「あぁ。質問の答え次第でどうするか決めた。」

「そうか…。ありがとうございます。」

千早は立ち上がって龍翔に頭下げた。

「同盟だからそんな風になるなよ。」

昴がニッと笑う。

「傘下のやつも認めてる。
もちろん龍王もな。」

ゆっくん…。

「俺1年の勇樹っす。
これからよろしくお願いします。」

「明日KINGのメンバーここに連れてきて。
明日は紹介だけするから。
暴走、飲み会とかはまた後日で。」

亮さんの笑顔眩しすぎ。

龍翔はもう雑誌を読んでる。
でもそれは仲間って認めてるからだよね。

「美華、学校のこと俺等のせいでやめさせられて…」

「そのことはもういいって」

「あーそういえばなんで学校やめたんだ?」

「実は…」

「俺が話すよ」