『ごめんな…。 せっかくの朱里の 誕生日だったのに……』 大好き だから、 昔も…… 今も…… 『本当にいいよ! お仕事頑張って来てね!!』 だから 『あぁ、頑張るよ!!』 だからさ 『いってらっしゃい!』 お願い… 『いってきます!』 お願いだからさ…… ――ドンッ ―――(ドア閉) 『朱里…… すまない………。』 帰ってきてよ!!! お父さん!!!