空の大きさ



まるで今までもそうしていたように隣に並んで帰る俺たち。



もちろん教室を出るまで散々健吾と蒼井にからかわれたけど。



並んで歩いても会話はなくて。


でもそれがとても心地いい。



「ねえ桐島の名前って良い名前だよね」


脈絡もなくいきなり俺の名前の話をしだす堀内。


「へ?」


「だて空良ってかいてそらって読むんでしょ?」


「ああ、うん」