空の大きさ



それだけ言うと俺は結局男子の輪をはずれて帰る支度をした。


すると、パタパタと足音がしてその方に顔を向けると



「桐島帰るの?」



堀内がいた。



「ああ、やっぱすることないと暇だし、邪魔かなと思って」


「......もう少しいたらいいのに」



俺に聞こえるか聞こえないかぐらいの声でそう言う堀内。



「......」



なんなんだ、この可愛い生物は。