「に、人形」 なのかそれ、と続けようとした俺を止めたのは堀内の後ろで腕を大きくXにしている蒼井だった。 だから堀内には、 「が、頑張れよ」 とだけ声をかけた。 「桐島は何を作ってるの?」 屋上で見たあのくりくりの目で堀内は聞いてくる。 「俺たちは今向こうで看板作り頑張ってる」 そう、外に飾るための看板作り。