堀内の話が終わって俺はなんて声をかけたらいいのか分からなかった。 俺たちは公園にいて、いつの間にかブランコに乗っていて。 ギーコ、ギーコ、とブランコの揺れる音だけが鳴り響く。 しばらくして堪らなくなった俺はとうとう聞いてしまった。 「...あのさ」 「ん?何?」 いつもと変わらない顔で俺を見てくれる堀内。 返ってくる答えが俺の求めているものと同じことを切に願う。 「もう、矢野弟のことはなんとも思ってねーの?」 結局俺は堀内に振り回されっぱなし。