「小島さん?」 後ろからよばれた 振り返らなくてもわかる 伊藤先生だ 外に出てるのがばれちゃった 本当は外に出るなら許可がいるし それに私はあんまり調子が良くないから許可なんてだしてもらえない ゆっくり振り返るとちょっとだけ怒った顔をした先生が立っていた 「………何ですか?」