可愛いなって思っちゃう。



アハハってごまかして。


クラスが一気に明るくなる。



高杉があたしの彼氏になったら。



あんな風にクラスを明るくできなくなっちゃうんじゃないかな。



そう思うと苦しくなって…。



あたしは顔を伏せた。



「由紀どうしたぁ?」



「………眠い。」



「あは。おやすみ。あたしも寝よ…。」



太陽が、あたしと加奈子を照らしていた。