好きでもないのに。



今日の朝練は行く気がなかった。



ブーブー



携帯が俺の頭の上でなった。



「もしもし…。」



「高杉?家の前にいるから早くきてっ!」



はぁ?なんで家の前にいんの?



女ひとり待たせるのはマズいから、とりあえず俺は着替えて外に出た。



「やっときた!遅すぎー!」



「早く行くぞ。」



「はいはい!ふりだからねふり!」



「わかってるから。」