「声だしてくぞっ!」



「「はい!」」



なんで。由紀と田中先輩手繋いでたんだよ。



意味わかんねぇ。



「高杉!ボーとしてるヒマねぇぞ!」



「すいません!」



とりあえず俺は野球に集中した。



そのおかげかホームランを打てた。



「高杉っっ!」



向こうで手をふる愛しい君。



「由紀…。」