「由紀になにしたんだよ。」



「何もしてないっちゃあしてないかな…?」



ニコッと笑った。



怖かった。



俺は間違ってた。



俺が守りたいやつ。



いや。守らなきゃいけないやつ。



由紀。お前だけだ。



「由紀どこにいんだよっ!」



「校舎とかぁ?」



俺は走って校舎に向かった。