一通り話してから陽菜の顔を見た
急な話で驚いてると思ったけど、その予想は裏切られたかのように陽菜は満面の笑みであたしを見ていた
顔がにやけてる…
「何?その笑顔。逆に気持ちわりーんだけど」
すると今度は口を横に広げてもっと不気味な笑みになる
「いやー。まさかあの黒猫と仲良くなっちゃうとは。あたしは友達として鼻が高いよ」
右手を頭の後ろにあてて偉そうな態勢で笑い始めた
「しかも送り迎えまでしてくれるんでしょ?そんなの女子の夢だよ!?」
「あ?そーなのか?」
そんなこと聞いたことねーけどな…
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