Secret Cats



「だって凛、ああゆう話苦手じゃん」





“恋バナ”とか何とかいうやつだな?



苦手というよりあたしには縁のないものとして扱ってるよ





「それに、あたし凛と一対一でそのことについて話したかったしねー」




「…」




「というわけで、昼休み屋上でお弁当食べよーね?」





さっきまでの陽菜が頼もしいと思っていた自分に後悔した



女子達を席に戻らせたのはそのためだったのかよ…





「わかった」





そのうち黒猫のことは陽菜に言わなきゃいけねーとは思ってたしな