「凛ちゃんって見かけによらず口悪いんだねー」 「よく言われるけど…」 「あ、そうなんだ。」 この空間に赤髪のテンションは変な感じがした 別にこのテンションが嫌なわけではない 寧ろ今の状況下ではありがたい 「そうそう。俺、名取瀬菜(ナトリミセナ)っていうんだ。よろしくね」 「あー…」 「あ、瀬菜って呼んで」 そう言って瀬菜はにこっと微笑む 女顔負けの笑顔だ