「あ、ちなみに言っておくけどこの中には黒猫のトップ5人しか入れないから」
「へ?」
そして彩牙がドアを開けた
えっ?ちょっななな何でそんなやつが興味持つんだよ
昨日みたいなことなんてそこら辺でよく起こることだろ
どうも納得がいかねー
そう思っているうちにもドアは完全に開いてしまっていた
中を見ると中にいる三人があたしの方を向いていた
急に視線がいっきに集まったからか背筋がゾクッとした
さっき彩牙に頭を下げていた人達とは全く違う雰囲気
ドアの向こうは異世界なのか?この建物は
「どうしたの?入りなよ」
優しく促してくれる彩牙に従ってあたしはその空間に足を踏み入れた

