Secret Cats


俺は上のやつとしての自覚が足りなすぎたんだ


気付けば俺は黒猫の名前に泥塗ってたんだよな



どっかでは黒猫は野蛮だって思うやつがいてもおかしくはねぇ



んなはずねーのにな…




黒猫のやつはみんな、いいやつなのにな



それを伝えなきゃいけないやつが悪いことしてんだぜ?


ったく…



しょーもねーだろ?



あんだけお前に自覚だ何だの話をした本人が自覚に欠けてんだぜ?



っほんと…



しょーもねーなー…」



リュウの一言一言が消え入りそうだった


話途中でベンチに座りだしてからはただただ下を向いている


それに対してあたしは立ち竦むことしかできなかった



リュウに何を言えばいいのかわからない


いや

寧ろ何も言わない方がいいのかもしれない



けれどバカなあたしはいつの間にかリュウのもとに近づき、頭を撫でていた