「俺、その話を彩牙から聞いてどうしようもない気持ちになったんだよ
俺が殴ったんだから俺を殴り返しに来ればいい
なのに白龍のやつは俺以外の奴を殴った
その時痛感したよ
あー…、俺、何やってんだろ
って
そう思ったらいつの間にか足が動いてて、気付けば俺の代わりに殴られたやつに謝ってた
何か言われる覚悟で謝ったんだ
だってそうだろ?
俺が白龍のやつを殴らなければあいつは殴られることはなかった
痛い思いをしなくてよかったんだ
それなのにさ、そいつ何て言ったと思う?
『リュウさんの代わりに殴られたんだから別にいいんです』
って言ったんだよ

