社長の声に我に返ると、キレイなホテルの前だった。 Sydney House Chelsea 想像していた英国調のホテルとは違い、シンプルなデザインホテル。 シドニーストリートの傍にあり、住宅街も近い。 通された部屋は、白を貴重としたシンプルで清潔感のある造りになっていた。 俺はアイロンがきっちりかけられたベットの上に倒れこむ。 社長…奮発したなぁ…。 「ここの滞在は短い。ハロッズとか行ってみたいなら歩いて二十分くらいだが?」