もう一度 君に会えたら

根拠のカケラもないのに、その一言が俺の心に染み渡る。



まるで枯れた大地を潤す水のように・・・。



それは嵐の後の日差しのように・・・。




「違ったらぶっ飛ばすからな」



ありがとうの変わりに俺が返した言葉。



タケはすべて分ってるかのように口の端をあげて笑った。


ホント、こいつが親友でよかった。


今、こいつがいてくれて良かった。