Voice〜彼の声〜




「明日からテストだな」


諦めた感じの山下。


「私は嬉しいな」


だってテスト期間は名簿順だから、座席が近くなる。



「…そういえば最近、創と一緒にいないな」


「話す機会がないんだもん」


「寂しい?」


「…まぁ」


恥ずかしくなる私に山下は優しく微笑んだ。