「…スカートって寒くないの?」 「寒いよ!寒いに決まってんじゃん」 あまりに力がこもっていたのか、創ちゃんは笑い出した。 「ははっ、寒いんじゃん」 滅多に見れない、創ちゃんの大きな笑顔に、胸がキュンとする。 「創ちゃん、可愛い」 「…………」 創ちゃんは一気に無表情になった。 「…怒った?」 創ちゃんの顔を覗き込む。 それと同時に軽く創ちゃんの唇が私の唇に触れた。