二人が去った誰もいない保健室は、賑やかな空気から静かな空気へと変わっていった。 そして私は冷たい空気から逃げるように、再び温かい布団にうずくまった。 疲れが残っていたのか、時間もそんなに経たないうちに夢の中へと吸い込まれる。