「もっと見てやるから、こっち向いて」



も……無理




体を半回転させられて、今度はかずまの唇がお腹に触れた

見下ろすと、濡れた髪で見上げるかずまの視線と絡み合う


背中に回った指先があがってくると、ホックをなれた手つきで外してしまった



「待って、……待って……恥ずかしい」



恥ずかしくて、涙でそう



なんか、もう……色々、……極限



「じゃあ、目つぶってれば?」


そういう、問題じゃ……ないもん


だけど、どうしようもなくて、目をぎゅっと閉じて、更に両手で目を押さえた



「顔は、隠すの禁止」



いじわるそうな口調で手を引っ張ると、ゆっくりとアタシの腕からブラを抜きとっていく


やだ、もう……



耐え切れずに、目をとじたまま手探りでかずまを探すと、その頭を引き寄せた


胸の間にかずまの顔を抱きかかえるけど、見られるよりは全然まし



濡れた髪がアタシの体から少し熱を奪ってくれる



「鑑賞したいのに」