力づくでアタシから逃れると、かずまがアタシと距離をとった



「……いいよ、じゃあもう」


アタシはかずまから一番遠いベッドの端っこまで行って、三角座り


安堵なのか、あきれているのかわからないため息が少し離れた背後で聞こえた



「…………わかった

首じゃなきゃ、つけさせてやる」


首だけで振り返る


「……ホント?」

「ああ、どこがいい?」


ベッドの上を四つんばいでかずまの元に戻っていく


「じゃあね、じゃあね、……ここ!」


鎖骨のあたりを指差す


その手をつかまれるとズズッと引き寄せられて、アタシの胸にかずまの顔がうずまる


「やっぱ、ダメ」


そう言った彼のこもった声が体に響く


アタシがかずまの体をぐいっと押すと、今度は腰を引き寄せられた

超至近距離


「……だましたでしょ」


アタシの質問には答えず、かずまの指がワンピースのストラップを片方肩からずらした


腰を指でなぞられると、くすぐったくて背中がそる

肩に熱い唇が触れる


ごまかされてるってわかってるけど……



動けない